英語力(後編)
前回は、海外に行く前に準備しておくと良いことについて説明しました。
今回は、実際に現地で過ごして身につけたスキルをご紹介します。
英語の苦手な私が、アメリカで友だちを作ったり、買い物したり、遊んだりして、充実した生活を送ることができました。
それらを実現できた理由を自分なりにまとめてみました。
目次
- 相槌を打とう
- 助けを求めよう
- 積極性が命
- 笑顔をばらまく
- ボディーランゲージ最強説
相槌を打とう
日本語の会話と英語の会話には、共通点があります。
その1つとして、相槌を打つことが当てはまります。
相手の話を聞く際には、うなずくなど何かしらのリアクションを取りますよね。
英語版だと、そのリアクションが大げさになります。
「マジかよ」と聞き返すときは「Really?」と言ったり、「スゲー」と驚いた反応をするときは「Awesome!」と言葉を発します。
顔の表情はとても豊かです。
逆に日本人が、無表情過ぎるくらいです。
また、相槌を打つときは、「アハッ」とか「ヤー」と言ってみると、話を聞いてますよ感があって良いみたいです。
特に「ヤー」は、学生の間でよく使われていた印象が強いです。
「イェー」に派生すれば、yesと受け取られてしまうので注意しましょう。
私も初対面の外国人に、とりあえず相槌打って中学生レベルの英語で応対してたら、仲良くなれました。
会話に対して、たくさん反応することが大切になってきます。
助けを求めよう
現地に行くと、日本の常識や文化はほとんど通用しません。
つまり、助けを求める場面が多くなってきます。
そのため、助けを求めるときのセリフを用意しておくとかなり楽です。
私が、使っていたテンプレは、「What is ◯◯?」と「Could you tell me how to ◯◯?」の2つです。
前者は、目の前にあるモノについて聞く質問です。
◯◯には、モノの名前を入れます。
基本的に「What is this?」と使えば、最強です笑。
後者は、やり方について聞く質問です。
◯◯には、動詞を入れます。
例えば、道案内してほしければ、「Could you tell me how to go to (行きたい場所)」とすれば良いので、めちゃめちゃ応用のきく便利な英文です。
この2つを駆使して、周りの人に助けを求めていきましょう!
積極性が命
私は、語学研修のためアメリカの大学に行きました。
そこでは、現地の学生とグループになって話し合いをするイベントが週に1回ありました。
みんな初対面で年齢も出身もバラバラで、今まで感じたことのない不思議な空間でした。
話すといっても、自己紹介程度のものでした。
しかし、私が初めて参加した回では、思うように楽しめませんでした。
原因は、積極性の足りなさでした。
外国人は、日本人と異なりとても積極的です。
どんどん知らない人と話し、打ち解けて盛り上がっていきます。
受け身になっていると、相手が自分に対して興味を持ってくれず、全然相手にしてもらえません。
解決法は簡単です!
ただ、積極的にグイグイ行けば、相手もその分反応してくれます。
海外では、積極性を出すことはとても重要です。
笑顔をばらまく
私が帰国して思ったのは、初対面のときの表情の暗さです。
アメリカで過ごしていると、視線が合ったとき笑顔を返してくれます。
初対面のときもお互いに笑って握手することができるので、スゴく嬉しいし、一瞬で仲良しになれます。
その点、日本では睨まれたり、無表情で返されたりするので、やりにくさを感じます。
もちろん、警戒することも必要ですが、なるべく笑顔を振りまくと印象が良くなります。
ボディーランゲージ最強説
私が一番みなさんに伝えたいのが、コレです笑。
ボディーランゲージとは、身振りやジェスチャーなどの非言語コミュニケーションのことです。
これには、とても救われました。
どうしても言葉が見つからないとき、どうしても相手に理解されないとき、ボディーランゲージの出番です。
ひたすら、体を使って表現します。
国や言語の壁を越えて通じ合えるので最強です。
指をさして「This one, please.」と言えば一発で伝わりますし、わからなかったら両手を広げて首を傾げれば良いのです。
中学生レベルの英語とボディーランゲージがあれば、日常会話は成立します。
ぜひ、お試しください!