Mikkaの雑記ブログ

趣味や日々の学びを自由に書いている大学2年生です!

海外で働くという選択肢

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みなさんは、青年海外協力隊についてご存じですか?

青年海外協力隊ってどういう団体?」
「どんな活動をしてるんだろう?」
といった疑問をお持ちの方にはオススメの内容です。

この記事では、実際に現地で活動された元隊員の方とお話してわかったことをご紹介しています。

青年海外協力隊の意外な一面を知りたい方は、以下の文章を読み進めてみてください。

目次

青年海外協力隊とは
②語学編
③日常編
④活動編(活動の具体例 / 活動の苦労とやりがい)
⑤インタビューしてみました!
⑥まとめ

青年海外協力隊とは

青年海外協力隊
開発途上国」の人々と同じ言葉を話し、共に生活・協働しながら、国づくりのための協力をします。
参加資格は20~39歳までの男女で、長期(1~2年)の活動になります。

引用元:JICA

②語学編

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海外で現地の人と関わる際に、重要なのは言語です。

コミュニケーションツールとして必須です。

しかし、派遣される国の言語が英語などの馴染みのあるものだとは限りません。

実際、自分が希望した国に絶対行けるわけではなく、予想外の国を指定されるケースもあるそうです。

自分の行きたい国に固執するのは、あまり懸命ではないと言えます。

そうすると、例えば、見たことも聞いたこともない言語に挑戦しなければならない場合も出てきます。

不安に思われるかもしれませんが、サポートの方は充実しています。

現地に派遣される前に、70日間の研修があり、そこで語学を学ぶことができます。

語学は全員が同じスタート位置から学ぶことができるため、もともと語学力が身についていなくても大丈夫なのです。

また、現地でも語学研修に参加することができます。

③日常編

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発展途上国での生活は、私たちに日本の恵まれた生活の有り難みを教えてくれます。

アフリカのとある地域では、井戸水が料理を含む普段の生活に利用されています。

しかし、この水はお世辞にもきれいとは言えないらしく、現地の隊員全員にろ過装置が配布されたそうです。

生活に適応することは大切ですが、適応しきれない部分もあり、価値観や背景のギャップがあります。

楽しい一面としては、活動のない休日に現地の友だちと遊べることだそうです。

子どもたちとマンゴーの木の下で涼んだり、ご飯パーティーに呼んでもらえたりという楽しさもあるそうです。

また、現地の料理を学ぼうとする姿勢を見せることなどが信頼関係構築の糸口になるそうです。

④活動編

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ー活動の具体例ー
青年海外協力隊では、様々なスキルを活かして活動することができます。

扱われる分野は多岐にわたるため、今回は実際にお会いしてお話を聞くことができた方の活動を中心にご紹介します。

ちなみに、直接お会いした元隊員の方々の分野は、理学療法士・教育・野菜栽培などでした。

>>アフリカ地域・教育・女性
発展途上国では、教育の水準が低いため、新卒であっても教育現場で活動をする条件を満たすことが可能です。

この方は、算数教育の質向上を任務として活動されていたそうです。

教育の分野での主な活動は、直接現地で授業を行ったり、教育現場の実態把握・問題改善などを行います。

教育に対しての隊員のニーズは高く、担当外の教科まで授業を任される場合もあるそうです。

>>中南米地域・野菜栽培・女性
中南米の地域の農業では、意外にも農薬の過剰投与による自然破壊が問題になっています。

そこで、農薬を使わない有機栽培を広める活動をされていました。

日本の農業が、世界でも必要とされてきています。

ー活動の苦労・やりがいー
慣れない国に行って2年間仕事をすることは、様々な困難や貴重な経験をすることにつながります。

例えば、現地での活動は、すぐに結果が出るわけではないので、悩みの種になることも多いです。

外国では、悩みがあっても黙っていては気づいてもらえません。

自分の気持ちを伝えることが、悩みを共有して自分を奮い立たせるための第一歩です。

また、信頼関係が乏しいうちは、自分の存在意義に対して悩む方もいらっしゃいます。

自分の活動が本当に役立っているのか?連携がうまくいっていない気がする、、、など行動とそれに対する周りの反応に対してネガティブな考えが浮かんでしまうこともあります。

しかし、信頼関係作りからスタートすることで、受け入れられたり、現地の人から求められたり、自分の活動に巻き込んでも支持を受けるようになるなど活動へのやりがいを感じる場面が増えることでしょう。

立ちはだかる困難や不安を乗り越える力・乗り越えることで生まれる新しい自分など得られる学びは、今後の人生に広く影響を与えることになります。

⑤インタビューしてみました!

Q:青年海外協力隊に参加するタイミングはいつがオススメですか?
A:大学卒業後すぐ→若いうちに貴重な体験をすることができるが、スキルが乏しく貢献度が低くなりがち
  日本で実務経験を積んでから→即戦力になるが、実際に参加するまでに長い期間を要する

Q:現地に派遣される前にやっておいたら良いことはありますか?
A:発展途上国への旅行や海外の短期ボランティア、留学などをして、海外に慣れておくと適応力が高くなります

Q:隊員になる人たちはどのような方がいますか?
A:良い意味でぶっとんだ人が多いです(笑)。
  例えば、世界一周したことのある人、ヒッチハイクで日本横断をしたなど面白い人がたくさんいる。
  →70日間の研修で一緒に活動することで刺激や学びを多くもらえるので最高!

Q:隊員になる上で、強みになる要素は何ですか?
A:適応力や積極的なマインド、丈夫で健康な体、挫折した経験があることなど

Q:帰国後はどうなるのですか?
A:JICAの手厚いサポート(研修・進路相談・手当・情報提供)を受けることができます
  進路としては、就職される方が最も多いです
  進路先の例は、民間企業、NPONGO、国連などです

Q:青年海外協力隊が初海外でも大丈夫ですか?
A:逆にその方が、海外に対する基準がないので受け入れやすいです

Q:外国語はもとからしゃべれましたか?
A:いいえ、0からのスタートでした(笑)
  語学研修後もしゃべれませんでしたが、2年間も現地にいればそれなりにしゃべれるようになります
  語学習得のコツは、なるべく現地の人とコミュニケーションを取るようにすることです。

Q:活動地域は第一希望の場所でしたか?
A:いいえ、違いました(笑)
  でも、その場所に固執しているわけではなかったのですんなり受け止められました
  また、同じ活動地域でも、首都から近いのと遠いのとでは全く生活環境が異なるので注意が必要です
  細かく調べておくことをオススメします!

Q:日本で就職する場合は、海外に行くにあたってどのような対応をしましたか?
A:休職または、辞職、そもそも就職しない(新卒など)

他にも聞きたいことがあれば、お気軽にコメントしてくださいね。
ご質問等々承ります!

⑥まとめ

以上から、青年海外協力隊を身近に感じることができたのではないでしょうか。

海外で働けること・すごい経歴を持った隊員の方たちと関われること・これからの人生に大きな影響があることなど貴重な経験ができ、メリットがたくさんあります。

たった1度きりの人生。

自分らしい生き方をするためにも、海外で働くという選択肢を持っておくのもいいかもしれませんね。